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スカイ・クロラ
スカイ・クロラ
スカイ・クロラ
森 博嗣

まずこの本の装丁に惹かれました。
真っ青な空、本当に綺麗で、この本が新刊として出された数年前に本屋で見た時、
ずっと表紙だけを眺めてた覚えがあります。
それが著者の小説だと言う事は後で知りました。
当時貧乏学生だった私はハードカバー本が買えずに中身も読まず、装丁しか記憶にありませんでした。
それがつい最近文庫本サイズで出版され、タイトルを憶えていたので思わず買いました。

あまり最初は乗り気じゃなかったんです。
飛行機とかパイロットとか興味なかったので。
ただただこの空の青さに魅入っていただけでした。
しかし読み始めると、空の抜けるような深い青にはまっていきました。
最初、戦闘機の部品名やら専門用語が理解出来ずに悩みましたが、知らなくても読み進められます。

読んで行くうちにイメージされるのはただ空の青さのみ。
そして主人公のボンヤリとした視界と思考に疑問を持ちます。
そのまま話しは進んで行き、ラストでハッキリと読者の目を覚ましてもらえますが、
その時はもう主人公は全く別の生き物として読者側から離れてしまいます。
何が何だか読者にはイマイチ説明されないまま衝撃的に終わってしまうのです。
その感覚は今まで読んでいた小説には無かった、と言っても過言ではないでしょう。


少し描写を揶揄し過ぎる所が目につきましたが、それも次第に慣れていきます。
何とも言えない常に乾燥したような人間のドロドロした部分がスッパリ切れているような、
そんな不思議な感覚に陥れられます。



その話しの続きと言うか、第二弾の「ナ・バ・テア 」がとても気になります。
読んだらまた感想を書きたいと思います。
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